【不動産コラム】 「仲介手数料が安い=お得」とは限らない【2025-07-28更新】 | LIXIL不動産ショップ多摩センター店 中央企画

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2025-07-28

【不動産コラム】 「仲介手数料が安い=お得」とは限らない

多摩市地域発【不動産コラム】
「仲介手数料が安い=お得」とは限らない
── 割引の裏に潜む“売主の不利益”とは?


最近では、「仲介手数料割引!」「半額キャンペーン中!」といった広告をよく目にするようになりました。
一括査定などの際、売主様より「他社は仲介手数料を割引してくれるようだけど?」といった話を聞くケースも増えてきました。
一見、売主にとって「お得そう」に見えるこれらのサービス。
しかし、その裏側には重要な落とし穴があるのをご存じでしょうか?



■ そもそも仲介手数料とは?
仲介手数料は、不動産会社が行う売却活動(査定、広告、内見対応、交渉、契約書作成など)に対する報酬であり、成功報酬型の料金体系です。

上限は以下の通りです:

売買価格 × 3% + 6万円(+消費税)
※例えば3,000万円の物件なら約105万円(税込)

■ 仲介手数料が安いと何が問題なのか?
① 販売活動が限定的になる
広告費や人件費を抑える必要があるため、
✔ ポータルサイトへの掲載が少ない
✔ 写真撮影や動画、3D内見サービスを使わない
✔ 他社への情報共有も積極的ではない
など、売却活動の質が下がるケースがあります。

② 売主ではなく「買主寄り」になるケースも
手数料を買主から得る前提で動く業者の場合、
✔ 売主の利益より買主の希望条件を優先
✔ 値引き交渉を通しやすくなる
✔ 売主の知らぬ間に「囲い込み」が行われる
といった事例も見られます。

③ 営業担当の優先順位が下がる
不動産会社の営業担当者は、限られた時間の中で「効率の良い案件」を優先するのが現実です。
✔ 手数料の少ない売却案件
✔ コストがかかる割に利益が薄い物件
こうした案件は後回しになりがちで、売却のスピードや価格に影響が出る可能性があります。

④ 契約後に“別のコスト”がかかる場合も
「仲介手数料割引」の代わりに、
✔ 契約書作成料
✔ 写真撮影料
✔ 登録料や事務手数料
など、“別名目”で費用が請求されるケースもあります。

■ 結局、売主にとって何が一番大切?
売却を成功させるために最も重要なのは、
信頼できるエージェントが、しっかり販売活動をしてくれること。

一見お得に見える「仲介手数料無料」でも、
結果的に「長期化・値下げ・損失」に繋がってしまっては本末転倒です。

■ LIXIL不動産ショップ中央企画(株)のスタンス
私たちは、売主様の利益を最優先に考えるセラーズエージェントとして、
✔ 適正な報酬で、
✔ 適切な広告活動と、
✔ 透明性のある販売戦略を
ご提供しています。

「安さ」より「成果と信頼」で選ばれる会社を目指しています。
したがいまして、弊社では販売活動の質の低下につながる可能性の高い仲介手数料の割引は行っておりません。

ご相談・セカンドオピニオンは無料で承ります
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ページ作成日 2025-07-28

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