書画・骨とう品を贈与されたら? 評価の考え方と相続時の注意点【2025-07-25更新】 | LIXIL不動産ショップ多摩センター店 中央企画

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2025-07-25

書画・骨とう品を贈与されたら? 評価の考え方と相続時の注意点

書画・骨とう品を贈与されたら?
評価の考え方と相続時の注意点


不動産や現金のように金額が明確な資産に比べ、書画や骨とう品などの美術品は「どれくらいの価値があるのか」が分かりづらいものです。特に贈与や相続の場面では、その評価額の算出方法によって税金にも大きな影響が出ることがあります。

今回は、こうした書画・骨とう品を譲り受けた際にどう対応すべきか、評価方法の基本について分かりやすく解説します。



◆書画・骨とう品の評価方法は?
不動産や株式とは異なり、書画・骨とう品は市場価格が不明確なことが多いです。では、相続や贈与の際には、どのように価値を算定すれば良いのでしょうか?

国税庁の通達では、以下の2つの方法で評価を行うことが定められています。
① 売買実例価額
同種・同等の物品の過去の売買実例価格を参考にします。
② 精通者意見価格
**美術品や骨とう品の専門家(美術鑑定士など)**による鑑定結果をもとにした評価です。

【実務】評価のために取るべき4つのステップ
書画・骨とう品を贈与された場合、まずは以下のような手順で価値を把握する必要があります。

・購入当時の価格を確認(購入証明書・領収書など)
・同様の作品の販売価格を調査(ネットやオークション情報)
・古美術商や買い取り業者で見積もり(複数店舗に相談を)
・専門鑑定人の意見を取得(精通者意見価格)

特に、相続や贈与時の税務申告でのトラブルを防ぐためには、複数の業者に見積もりを取り、平均的な相場感を把握することが重要です。

◆精通者意見価格とは?
「精通者意見価格」とは、専門的な知識を有する第三者(美術鑑定人など)によって導き出された評価額のことです。

鑑定には費用がかかることもありますが、代々受け継いだ価値ある品物を正しく扱うための大切なステップです。評価が曖昧なままにしておくと、贈与税や相続税の過少申告につながる可能性もあります。

◆家庭用財産として扱われるケースも
書画や骨とう品でも、使用頻度や生活用としての性質が強い場合には「家庭用財産」として評価されることもあります。とはいえ、高額品や由緒ある美術品は例外となる可能性があるため、早めに専門家へ相談されることをおすすめします。

◆相続・贈与時は正確な評価と申告を
私たちLIXIL不動産ショップ中央企画(株)/シニアライフ相談サロンめーぷる多摩ニュータウン店では、不動産だけでなく、相続や贈与に関する多様なご相談に対応しています。

「これ、価値があるものなのか分からない…」「相続税の対象になるの?」といったお悩みがある方は、どうぞお気軽にご相談ください。

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ページ作成日 2025-07-25

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