新築というと、どのような物件のイメージがありますか?
まず「築後誰も住んでいない」物件という印象が出てくるのではないでしょうか。
なので、例えば「完成したばかりの物件ではあるけど既に前入居者が短期間住んで引っ越した」という場合は、完成後そこまで時間が経っていないからといって新築とは言えませんよね?
では、誰も住んだことが無ければいつまでも新築扱いをしていいのでしょうか?
例えば2000年4月築でまだ入居されたことがない物件が存在したとしましょう。
それが新築物件として売り出されていた場合違和感がありますし、そもそもそのような物件を見たことがないですよね?
それもそのはずで、完成後20年以上経過していれば例え誰も住んだことがなかったとしても新築物件とは表示できません。
もしもそのような物件があった場合、「築後未入居」として売り出されることになります。
募集を依頼している不動産業者から「高齢者」から入居の希望があるという話を受けた時、どのような返答をしていますか。
死亡リスクの高い高齢者の入居となると、入居中の死亡に対する不安が拭えず断ってしまうということもあるのではないでしょうか。
もし入居中に亡くなってしまったとき次の募集では事故物件として告知をしなければならないのか、そうなった場合は収入に大きな影響があるのではないか等、様々な不安を感じてしまうことでしょう。
高齢者でなくても、現在中高年の孤独死も問題になっていますし、懸念事項はたくさん存在しますよね。
この不安の要因の一つは、事故物件の告知義務に対しての不明瞭さにあるのではないでしょうか。
映画やゲームなどのタイトルにもありますし、「事故物件」という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
前入居者が他殺された等の経緯があり事故物件となった場合、次の入居者を募集するときにそのことを告知する義務があります。
しかしながら、告知が必要かどうかの基準は明確に定まっておらず、不動産業者の判断に委ねられている状況が続いていました。
その為数十年前の殺人事件の現場であったことを告知する不動産業者もいれば、前々入居者のことだからと数年前の殺人事件の現場となったことを告知しない不動産業者もいるような状況でした。
このような明確な基準がない状態が、高齢者のお部屋探しがしにくい要因の一つだったのです。
家を購入するというのは、人生で一度あるかないかという人がほとんどというレベルの貴重なイベントです。
しかしその貴重な機会を、賃貸物件を選ぶような感覚で物件選びからスタートする方が多いのではないでしょうか。
実際に家を購入するという段階になってしまうと住宅ローンやリフォーム、保険など検討しなければならないことが多くあります。
検討しなければならないことが多く焦ってしまいながら住宅購入をしてしまうと気が付けば終わってしまう…とまではいかなくとも、物足りなさを感じてしまう方もいるでしょう。
家を購入するというのは、物件だけでなく住む街を変える貴重な機会でもあります。
住環境を変えると行きつけの店が遠くなってしまったり仲の良いご近所さんから離れることになって彩まったりと不安も多くありますが、それと同じだけ新しい発見をする機会もあり人生を豊かにしてくれる重要な要素にもなるでしょう。
当然職場などの制限はありますから「日本全国からどこにするか選びましょう!」ということは出来ませんが、その制限の中から新しい故郷と言えるような場所を探していきましょう。
貴方は熱中症に対して対策をしていますか?
老若男女問わず、熱中症のリスクは誰にでも存在します。
「自然のために節電を意識しなければ…」「電気代を少しでも抑えたい…」などの理由でエアコンなどの冷房器具を我慢し続けて熱中症になって救急搬送されてしまうことが少なくないようです。
また高齢者は体温調節機能の低下してしまっていることがあり、自分が「まだ大丈夫」と思っていても実はそうではなくて熱中症になってしまうということもあります。
このようなケースでは「まだ大丈夫だと思っていたけどダメだった」というのが要因の一つになってしまっていますが、それに対しての解決策になるかもしれないものが発信されるようになりました。