2025年の路線価発表~多摩市地域不動産オーナーへの影響は?~【2025-07-09更新】 | LIXIL不動産ショップ多摩センター店 中央企画

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2025-07-09

2025年の路線価発表~多摩市地域不動産オーナーへの影響は?~

路線価発表!2025年の不動産評価はどうなる?
―― 多摩市とオーナー様への影響を読み解く


7月1日、国税庁より「令和7年分の路線価」が公表されました
不動産オーナーや相続対策に関心のある方にとって、路線価は“聞き慣れないけれど実は重要”な指標です。
これは、相続税や贈与税の土地評価額を決める基準となるもので、毎年7月に公表されます。



全国平均は4年連続の上昇、東京都は8.1%UP!
今年(令和7年)の路線価は、全国の標準宅地の変動率が**前年比+2.7%**と、4年連続で上昇。
都道府県別では、東京都が+8.1%と全国トップの上昇率となりました。

都市部では特に以下のエリアが大きく伸びています:

【埼玉】さいたま市大宮駅西口周辺(+10%超)
【千葉】千葉駅東口広場周辺(+10%超)
【京都】四条通(+10%超)
【奈良】東向商店街周辺(+10%超)

注目の「多摩市」地域の動きは?
当社が地域密着で情報収集を行っている**多摩市やその周辺地域(八王子市・稲城市・府中市)**では、以下のような傾向が見られます:

多摩センター駅周辺や南大沢駅周辺の住宅地では、前年より1~3%前後の緩やかな上昇

開発余地のある駅から徒歩圏外エリアや郊外農地エリアは、評価横ばい〜微減の傾向

特に、駅近のアパート用地や宅地分譲地向けのエリアでは、実勢価格と路線価の差が広がる傾向が見られ、「売却時は相場より高く、相続評価ではそこまで上がらない」バランスのよい地域もあります。

◎オーナーにとっての「路線価」の活用ポイント
✅ 相続税の試算
路線価を使えば、簡易的に土地の相続税評価額を把握できます。
(例:路線価 × 土地面積 × 補正率)

✅ 分筆・有効活用の判断材料に
評価が高い=分割しにくい土地は、「売却」「贈与」「建物を建てて貸す」など、事前の活用計画がカギになります。

✅ 節税対策の見直しに
将来評価が上がるエリアは、早期対策(贈与や法人化など)で税負担を抑える効果もあります。

おわりに:評価が上がる=悩みも増える?
土地の評価が上がることは資産価値としてはうれしい反面、相続税の課税対象になってしまうリスクや、分けにくい不動産のトラブルリスクも同時に増えていきます。

当社では、地域の不動産状況と、相続・終活の知識をあわせ持つ専門家が、
地主系オーナー様の資産継承に寄り添った**「実践的な相続対策」**をご提案しています。

「うちは関係ないと思っていたけど、評価を調べたら…」
そんな声も少なくありません。
まずはお気軽に「不動産の棚卸し」から始めてみませんか?

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ページ作成日 2025-07-09