宅地建物取引業の免許更新宅地建物取引業免許番号二桁の重み 【2021-09-09更新】 | LIXIL不動産ショップ多摩センター店 中央企画

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宅地建物取引業の免許更新
2021-09-09

宅地建物取引業の免許更新

東京都知事(10)44616号

LIXIL不動産ショップ中央企画 代表の田岡です。
令和3年9月7日付け免許証交付、東京都知事による宅地建物取引業免許の更新がなされ、同年9月8日から(5年間)予てより念願の(10)二桁の免許証番号となりました!
不動産会社が開業されてどれくらいの年数なのかを知る際の目安となるのがこちらの(10)の数字となります。
平成8年の宅地建物取引業改正により、現在は5年に1度の免許更新となっているため、二桁の免許番号に到達するためには半世紀(50年)という営業年月が必要ということになります。
※弊社の場合、3年に1度の更新期間も含んでおりますので、実質的には開業50年には届いておらず、次の目標としてはひとまず50年に到達するということになりますでしょうか。
 

二桁の免許証番号は老舗の証?

業界的にも、二桁の免許証番号になると老舗として一目置かれる感じはあるため、宅建事業者であれば誰しも目指すところではありますが、免許番号が二桁だからと言って必ずしも信頼できる業者なのかというと話は別かと思います。
仮に免許番号は一桁、(1)であったとしても信頼のおけるまっとうな不動産会社はたくさん存在しますし、逆に言えば老舗と言われている業者の中にも、過去に行政処分を受けているような業者や、あまり業績が芳しくないような会社も存在するのが事実です。
もしかしたら、そのような業者と取引する際には少し注意をする必要があるかもしれません。

また、以下のような場合においては、創業からの営業期間が長くても免許番号が(1)にリセットされるケースがあります。
①長らく個人事業主として営業していた不動産事業者が法人化した場合
②東京都で長らく営業を行っていた業者が、例えば埼玉県に支店を出すような場合、管轄が東京都知事から国道交通大臣に変更となるため、東京都の免許番号を引き継ぐことができず、国道交通大臣免許(1)から再スタートすることになります。
③ ②のようなケースで、例えば10年間営業した後、やはり東京都だけに営業拠点を絞ろうとした場合、管轄が東京都に戻るため、あらためて東京都知事免許(1)からスタートです。

最後に、もしも東京都知事免許(10)の業者が、後継者がいないとなどの事情で第三者に会社を売却した場合、このケースでもし仮に会社を買い受けた第三者が不動産の実務経験ゼロの素人だったとしても、そのまま免許番号(10)を引き継げてしまうということになります。
このように、必ずしも「免許番号二桁=不動産の実務経験豊富で安心できる業者」というわけではありませんので、あくまでも一つの目安として考えていただければと思います。

ちなみに、弊社はご当地多摩センターの地で昭和53年に創業以来、今期で第44期目を迎えさせていただきました。
二代目として先代から引き継いだバトンですが、これからも地域の皆様に貢献し必要とされる不動産事業者であるよう精進してゆく所存につき、ご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます。





 

ページ作成日 2021-09-09