リノベーション済み賃貸物件を選ぶときに知っておきたい注意点リノベーション済み賃貸物件を選ぶときに知っておきたい注意点【2021-01-01更新】 | LIXIL不動産ショップ多摩センター店 中央企画
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2021-01-01
リノベーション済み賃貸物件を選ぶときに知っておきたい注意点
多摩センターを中心に40年以上地域密着で営業を続けるLIXIL不動産ショップ 中央企画株式会社です。
賃貸物件を探していると、リノベーション済み物件というのを目にすることがあると思います。
リノベーション済み物件は、内装が新築同様に綺麗になっているので、築年数が経っていても綺麗で最新の部屋に住みたいという方におすすめです。
しかし、リノベーション済み物件を選ぶときには注意すべきポイントがいくつかありますので、今回はそちらをご紹介したいと思います。
リノベーション済み物件とは
リノベーション済み物件とは、老朽化した部屋を新築同等の状態に戻すとともに、新たな機能を加えて部屋の付加価値を高めた物件のことです。単なるリフォーム済み物件よりも、デザイン性や斬新さに優れていることが多いです。
築年数が経っている物件では、入居者が住む前の状態に復旧する原状回復だけでは、次の入居希望者が見つかりにくいということもあり、通常の原状回復よりも費用をかけて大幅な改修工事を行うことにより設備を最新にします。
これを行った直後の部屋が「リノベーション済み」です。
リノベーション済み物件を選ぶときの注意点
魅力的な点の多いリノベーション賃貸ですが、覚えておいた方がいい点もあります。
リノベーション済み物件はどこまで変えたかが分かりづらい
リノベーションが済んでいる物件とあっても、何をもってリノベーションと言うのか基準が曖昧だという点は覚えておきましょう。
リノベーションという言葉は各社によってとらえ方が曖昧で、スケルトン状態にまで解体し、あらゆる設備を交換することをリノベーションと言うこともあれば、キッチンやバスルーム、フローリングなどの表層を変えてリノベーションと言うこともあります。
そのような、当社であればリフォームと表現するようなものでも「リノベーション賃貸」と表現している場合もあるのです。
リノベーション後の防音性は担保されているか?
リノベーションでは、間取りや構造自体を大きく変更することが多いです。
その工事により元々の防音性が損なわれてしまうことがあります。
もともと防音の役割を果たしていた箇所が取り払われたことにより、隣や上下階の生活音が聞こえやすくなる場合があるので注意が必要です。
「立地もよくて、内装も綺麗だったのですぐに決めて住んでみたら、壁が薄くて前を通る車の音や隣人の生活音で寝られない」といったようなことが起こりえます。
壁の薄さは見た目だけではわからないことがあります。
不動産会社に相談する際にしっかりと確認したり、内覧の際に少し壁を叩いてみたり、耳を澄ませてみたりして、住んだ時にどれくらい音が気になるのか考えてみてください。
排水管の老朽化や排水溝の臭いは大丈夫か
内装をリノベーションしていてキッチン等の水回りが新しくなっていても、配管が古い状態のままだと入居後に水回りのトラブルが起きやすくなります。
築年数の経過した物件の中には、排水管のなかで堆積したものが腐ってしまったりすることで、その中から異臭がすることがあります。
寝ているときに気になるにおいが漂ってくる、なんてことになったら嫌ですよね。
内覧の際にはにおいにまで気が回らないかもしれませんが、しっかり注意しておくことが重要です
周辺環境は大丈夫か
騒音がひどい、治安が悪いなど周辺環境が良くないことから入居者が決まらない物件は、その状況を打破するためにリノベーションを行う場合があります。
内装の綺麗さだけをみて、周辺環境のチェックを怠ると、入居後に後悔してしまうかもしれません。
建物の耐久性に問題がある
築年数の経過による建物の構造自体の劣化や、当時の施工技術の問題により建物自体が老朽化している場合があります。
フルリノベーションでない場合など元の部分が残っているのであれば、キレイになっているところだけを見るのではなくキレイになっていないところにも目を向けるようにしてみてください。
建物の耐震性に問題がある
基本的にリノベーションされる建物は築年数が長いことが多いため、耐震性はチェックすべき点です。
とくに1981年以前に建設確認を受けている建物は、新耐震性基準をきちんと満たしているか確認が必要でしょう。
耐久性にも近い問題ですが、現在の耐震基準をクリアしていない建物である可能性があります。
いざ地震が起きたときに自分の身に何かあっては大変です。
リノベーションにより見た目は新しくなっていても、中身が現代で要求される耐震性を見たしていなければ不安が残りますからね。
いかがでしたか?
今回は、リノベーション済み物件を選ぶときの注意点をご紹介しました。内装の綺麗さや最新の設備にばかりに目をとられず、細かい点にも気をつけるようにしましょう。
今回ご紹介したような注意点はほとんどのリノベーション物件がクリアしていると思いますが、中にはそういう物件もあるということを知っておいてください。築年数がある程度経っていても新築同様に新しいリノベーション済み物件は、新築に住みたいけれどコストを抑えたいという方に大変おすすめです。
多摩センターのLIXIL不動産ショップ 中央企画株式会社でした。
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ページ作成日 2021-01-01