6月3日は「測量の日」【伊能忠敬の偉業がすごい】【2025-06-03更新】 | LIXIL不動産ショップ多摩センター店 中央企画

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2025-06-03
6月3日は「測量の日」【伊能忠敬の偉業がすごい】

こんにちは!LIXIL不動産ショップ中央企画多摩センター店のスタッフです。
今朝、弊社の朝礼で『職場の教養』にて、本日6月3日が「測量の日」である。ということを知りました。
「測量の日ってなに?」と思って話を聞いていましたが、じつは、すごく奥が深くて、興味深い内容でした。
今回のトピックとしては、下記のとおり。
①:測量の日とは?
②:測量といえば...そう!伊能忠敬!
③:伊能忠敬の偉業10選
それではさっそく見ていきましょう。
①:測量の日とは?
測量の日は、毎年6月3日に制定されている日本の記念日です。
この日は、1949年(昭和24年)6月3日に「測量法」(法律第188号)が公布されたことを由来としています。
1989年(平成元年)、測量法の制定40周年を記念して、当時の建設省(現・国土交通省)によって「測量の日」として制定されました。
制定の目的としては、測量は国土の利用や社会資本の整備、住宅やインフラ建設など、私たちの生活の基礎となる情報を提供していますが、その重要性があまり認識されていないため、啓発活動が行われているそうです。
「測量」と聞くと、「え、自分たちの生活には関係がない...」と思われている方も多いかもしれません。
しかし、測量というのは地味に僕たちの生活に活用されています。
測量は、地図作成やインフラ整備はもちろん、スマートフォンの地図アプリやカーナビなど、現代社会の多くの場面で活用されています。
測量の成果は、僕たちの安全で快適な生活を支える重要な基盤となっています。
②:測量といえば...そう!伊能忠敬!
そして「測量」というキーワードで、思い出す方もおられるかもしれません。
測量といえば、「伊能忠敬さん」ですね!
彼は江戸時代に、日本全国を歩いて測量し、初めて実測による正確な日本地図「大日本沿海輿地全図(伊能図)」を完成させました。
この地図は、縮尺別に大図・中図・小図があり、現代の地図作成の基礎となっています。
伊能忠敬は56歳から17年かけて全国を測量し、その成果は日本の国土の正確な姿を明らかにしました。
50歳を超えて「測量をしよう!」という挑戦が、そもそも、すごいことですよね。
しかも、そこから17年という長い時間をかけて全国を測量...。
令和の現代であれば、
・整ったコンクリートの道
・自転車
・車
・歩きやすいスニーカー
・コンビニ
・休憩できる場所
・カメラ
・スマホ
などなど、便利な環境が整っていますよね。
しかしそれすらも無く、舗装されていない砂利道・草むら・山道を、伊能忠敬は17年のときをかけて全国を測量したというのは、言葉にできないほど偉業だなと感じました。
③:伊能忠敬の偉業10選
①日本初の実測地図を完成
日本で初めて、実際に歩いて測量した正確な全国地図「大日本沿海輿地全図(伊能図)」を作成した。
②56歳からの挑戦
-
56歳という高齢で測量を開始し、17年かけて全国を踏破した。
③17年間・10回にわたる全国測量
1800年から1816年まで、10次にわたり全国を測量した。
④驚異的な地図の精度
当時の技術水準を大きく超える精度で地図を完成させ、ヨーロッパでも高く評価された。
⑤大図・中図・小図の三種類を作成
用途や縮尺に応じて「大図(1/36,000)」「中図(1/216,000)」「小図(1/432,000)」の三種類の地図を作成した。
⑥富士山を基準点に活用
富士山などの山を目標にして測量し、精度向上に役立てた。
⑦弟子や関係者と協力した大規模プロジェクト
多くの弟子や関係者とともに、組織的に測量と地図作成を進めた。
⑧死後も受け継がれた志
忠敬の死後も弟子たちによって地図作成が続けられ、1821年に完成した。
⑨地図が幕府に献上され、国家事業となった
完成した地図は幕府に献上され、以降の地図作成や政策の基礎資料となった。
⑩シーボルト事件など国際的にも注目された
伊能図は国外にも流出し、シーボルト事件のきっかけとなるほど、世界的にも価値ある地図だった。
このように伊能忠敬は、年齢や時代を超えた挑戦と、科学的精神、組織力、そして後世への大きな影響力を持つ偉人です。
我々、多摩市地域密着型のLIXIL不動産ショップ中央企画も、伊能忠敬のように地道に挑戦をし続けてまいります!
ページ作成日 2025-06-03
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