「買い替え」の流れは2種類ある! ②買い替えする際の諸費用は? 【2023-01-19更新】 | LIXIL不動産ショップ多摩センター店 中央企画

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2023-01-19
「買い替え」の流れは2種類ある! ②買い替えする際の諸費用は?

前回は、家の買い替えする場合、家の買い替えには新しい家の購入を先に行う「購入先行」と、今住んでいる家の売却を先に行う「売却先行」の2種類があり、それぞれの流れと、メリット、注意点、ポイントをお伝えしました。
それぞれのメリット・デメリットを把握した上で、売却物件の金額、諸費用や税金なども考慮してどちらにするか決めていくとよいでしょう。
またローンを利用する場合は会社、金利タイプ、団体信用生命保険など年齢や借入可能額などに応じた「資金計画」を立てる必要があります。
今回はお客様からのご質問が多い「買い替えする際に諸費用がどのぐらいかかるか」についてお伝えしていきます。
■購入時の諸費用について(目安・概算)
中古マンション:購入物件の7~8%
新築・中古戸建:購入価格の8~9%
※物件代金の満額近くの住宅ローンを組んだ場合、ローンの借入が減ると諸費用も減っていきます。
※一般的に50㎡未満の物件や、昭和56年12月31日以前に建築された建物の場合は、税金の軽減が適用できないケースがございますので、諸経費は上記より+1~2%見ておいた方が良いでしょう。
≪主な項目≫
・印紙税
・不動産仲介手数料
・登記費用
・住宅ローン借入諸費用
・火災保険料
・税金(不動産取得税・登録免許税・固定資産税など)
※不動産取得税は、一定の要件を満たす物件であれば軽減措置があるため、課税されないケースも多いです。
■売却時の諸費用について(目安・概算)
中古マンション:購入物件の3.4%~3.6%程度+譲渡所得税
中古戸建・売地:購入物件の3.4%~3.6%程度+譲渡所得税
ただし、戸建てや売地の場合は、下記諸費用が発生する場合がありますので注意が必要です。
・土地の測量代(40~80万円程度)別途必要。 物件により多少違う
・古家解体費用 木造で150~200万円程度 別途必要。
≪主な項目≫
・印紙税
・不動産仲介手数料
・抵当権抹消費用
・ローン一括返済のための金融機関に払う手数料
・譲渡所得税(所得税・住民税・復興特別所得税)(※1)
(※1)譲渡所得税は、不動産を売却したことによって生じた所得を譲渡所得といいます。
譲渡所得に対しては、他の所得と分離して所得税と住民税が課税されます。
なお、譲渡所得がマイナスの場合には課税されることはありません。
※購入や売却に関するご相談は当社までご依頼ください。
◆まとめ◆
買い替えの際には、購入・売却ともに数百万単位の諸費用がかかります。
資金に余裕のない方は、資金ショートする可能性もあるため綿密に計画する必要があります。
スムーズな買い替えを実現するためには、全体の流れ・諸費用・資金計画など、不動産エージェントに必ず相談されることをおすすめいたします。
多摩センターを中心に45年地域密着で営業を続ける、LIXIL不動産ショップ中央企画でした。
オーナー様よりいただいたスイセンのお花です。
年々開花が早くなっているような気がします。
ページ作成日 2023-01-19
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