2019年に起きた火災総死者数の約7割は住宅火災による死者で、そのうち逃げ遅れによる死者が約6割を占めています。
火災は気付くに遅れれば遅れるほど逃げ道がなくなってしまいますし、消火器で対処できる状況からはかけ離れていくでしょう。
逆に言えば、いち早く火災に気づくことが出来ればまだ逃げることが出来る可能性は増しますし、天井まで火が燃え広がっていない状況であれば消火器で消しボヤで済ませられる可能性が上がります。
そのような火災に早く気付くことが出来るようになる設備として、住宅用火災警報器(住宅用火災報知器)があります。
今回は、火災の発生を迅速に知られてくれる住宅用火災警報器を設置し定期的な点検をする重要性をお話していきます。
台風19号による甚大な被害を受けて、改めて防災に対する備えの必要性が浮き彫りになったのではないでしょうか。
私も事前にある程度の準備はしていたつもりでしたが、直前になって「あ、あれがないから買い足さないと…」となってしまいました。
そして直前に準備をしようとしても、既にどこにも売っていない状態になっていましたよね。
水やカップ麺や缶詰などの食料、ブルーシートが買えないのは覚悟していましたが、養生テープなどがあそこまですっからかんになるまでは予想していませんでした。
幸いなことに多摩センター周辺はそこまで被害は出ませんでしたが、多摩川の二子玉川周辺が氾濫しており甚大な被害が出ています。
次回以降の災害では多摩センターに甚大な被害が出る可能性もありますので、防災準備はしっかりとするようにしましょう。