2019年に起きた火災総死者数の約7割は住宅火災による死者で、そのうち逃げ遅れによる死者が約6割を占めています。
火災は気付くに遅れれば遅れるほど逃げ道がなくなってしまいますし、消火器で対処できる状況からはかけ離れていくでしょう。
逆に言えば、いち早く火災に気づくことが出来ればまだ逃げることが出来る可能性は増しますし、天井まで火が燃え広がっていない状況であれば消火器で消しボヤで済ませられる可能性が上がります。
そのような火災に早く気付くことが出来るようになる設備として、住宅用火災警報器(住宅用火災報知器)があります。
今回は、火災の発生を迅速に知られてくれる住宅用火災警報器を設置し定期的な点検をする重要性をお話していきます。